パリ・サンジェルマン（PSG）は、今夏の移籍市場でFWハリー・ケインを狙っているのかもしれない。
今季就任したクリストフ・ガルティエ監督の下で戦うPSG。しかし、最大の目標に掲げていたチャンピオンズリーグ（CL）ではラウンド16で敗退を余儀なくされ、国内カップ戦でも早々に姿を消した。さらに、リーグアンでも2023年に入ってからすでに5敗を喫するなど、難しい戦いが続いている。
そして来季へ向け、今夏もビッグネーム獲得を狙っているのかもしれない。『Le Parisien』によると、PSGは夏の移籍市場でケインの獲得を夢見ており、アドバイザーを務めるルイス・カンポス氏はトップターゲットとして考えているという。
トッテナムで長年活躍してきたケインだが、今季終了後に契約は残り1年に。しかし、未だ新契約を結んでいない。同メディアによると、PSGのナセル・アル・ケライフィ会長とトッテナムのダニエル・レヴィ会長は良好な関係にあるようだ。しかし、移籍金は1億ユーロ（約147億円）以上が必要になると伝えている。また、選手本人の考えはわからないようだ。
一方で『Le Parisien』は、PSGはケイン獲得失敗に備えて複数選手をリストアップしていると伝えた。ランダル・コロ・ムアニ（フランクフルト）、ヴィクター・オシムヘン（ナポリ）、マルクス・テュラム（ボルシアMG）、そしてロメル・ルカク（チェルシー→インテル）と、ストライカーの候補者の名前を挙げている。
『RMC Sports』によると、PSGはジョゼ・モウリーニョ監督の招へいを狙っているという。トッテナム時代に同指揮官の指導を受けたケインだが、パリを本拠地とする可能性はあるのだろうか。
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