■シント＝トロイデン vs アントワープ
前節は上田綺世に2ゴールを許すなどセルクル・ブルッヘとの直接対決に敗れ、わずかに残されていたプレーオフ2進出の望みが経たれたシント＝トロイデン。そのためアントワープ戦が2022-23シーズンの最終戦となる。目標には到達できなかったからこそ、シュミット・ダニエル、岡崎慎司、橋岡大樹、林大地、原大智と日本人選手たちはラストゲームで来季に繋がる試合を披露したい。一方で三好康児が所属するアントワープは、すでにプレーオフ1進出が決定済み。最後の戦いへ向け、コンディションを整えていきたいところだ。
■クルブ・ブルッヘ vs オイペン
3連覇中の王者クルブ・ブルッヘ（15勝）だが、絶体絶命の状況に追い込まれている。現在勝ち点56でヘント（16勝）と並んでいるが、勝利数の関係でプレーオフ1圏外の5位に。このレギュラーシーズン最終節では引き分け以上が絶対条件だが、おそらく勝たなければ進出は難しいだろう。一方でオイペンも降格圏と1ポイント差であり、死にものぐるいでポイントを奪いに来ることが予想される。両者ともに重圧のかかる一戦は、レギュレーションのラストを飾るに相応しいゲームが期待できる。
■ヘント vs オーステンデ
現在クルブ・ブルッヘを上回って4位のヘントだが、前述の通りまったく油断はできない状況。最終節は引き分け以上でもクルブ・ブルッヘの結果次第ではプレーオフ1進出となるが、勝利は必要なことが予想される。すでに降格が決まったオーステンデ相手に3ポイントを狙いたい。一方のオーステンデMF坂元達裕は、レギュレーションラストゲームで今季初ゴールを奪いたい。
ベルギーリーグ第34節 ※日本時間
▽4月23日（日）
セラン vs ウェステルロー(1:15)
シント＝トロイデン vs アントワープ(20:30)
▽4月24日（月）
アンデルレヒト vs メヘレン(1:30)
クルブ・ブルッヘ vs オイペン(1:30)
ヘント vs オーステンデ(1:30)
ルーヴェン vs スタンダール・リエージュ(1:30)
コルトレイク vs ユニオンSG(1:30)
ズルテ・ワレヘム vs セルクル・ブルッヘ(1:30)
シャルルロワ vs ヘンク(1:30)
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