ブライトン＆ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫のマンチェスター・ユナイテッド戦でのパフォーマンスに対する現地メディアの評価が割れた。
24日にウェンブリー・スタジアムで行われたFAカップ準決勝でブライトンはマンチェスター・Uと対戦。40年ぶりの決勝進出を目指すブライトンの中で三笘は左サイドハーフで先発出場した。
序盤からブライトンがボールを支配する中、三笘は得意のドリブルから相手守備陣の問題を作ろうとするなど積極的なプレーを見せる。しかし、相手GKダビド・デ・ヘアが立ちはだかり、アレクシス・マック・アリスターやフリオ・エンシソのシュートは好守に遭ってゴールには至らず。
一方のマンチェスター・Uもカウンターを中心にチャンスを作るが、ブライトンGKロベルト・サンチェスも好セーブを見せて両チームともに得点を奪えないまま120分間が終わり、勝敗の行方はPK戦に委ねられる。両チームとも6本目まで全員が成功する中、ブライトン7人目のソロモン・マーチが外し、対するマンチェスター・U7人目のヴィクトル・リンデロフは冷静にネットを揺らして、マンチェスター・UがPK戦の末にブライトンを下してFAカップ決勝進出を決めた。
試合後、イギリス『ガーディアン』ではこの試合の採点を実施。三笘はブライトン単独トップ、両チーム最高タイの8点の評価を得て「とても良かった。この俊足の選手からスピードや脅威を見ることができた」とパフォーマンスに賛辞を送られた。
一方で、ブライトンの地元メディア『サセックス・ワールド』では三笘に対して厳しい評価。先発出場した選手の中でワースト2位タイとなる5点で「試合に入ることやアーロン・ワン＝ビサカの良いマークに苦しんだ」と評価が伸びなかった。
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