アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、自身の将来などについて語った。
2011年末に選手時代を過ごしたアトレティコ・マドリーに指揮官として復帰したシメオネ監督。以降、11年半にわたり2度のラ・リーガ優勝や2度のヨーロッパリーグ制覇など、チームに複数のトロフィーをもたらし、レアル・マドリーとバルセロナの2強に次ぐ存在として再びリーグでの地位を高めた。
そんなシメオネ監督とアトレティコ・マドリーの現行契約は1年を残すのみ。息子ジョヴァンニ・シメオネが所属するナポリの33年ぶりのセリエA制覇を目にするためにイタリアを訪れていた同指揮官は、リポーターに対して自身の将来について語った。
「私にはもう1年の契約があり、どうなるだろうか。クラブはとても頻繁に選手を変えているから、それに合わせてピッチ上でのスタイルも変えないといけない。それに、フットボールも変化した」
「新たな世代は異なるし、彼らをトレーニングする方法やピッチ上でのやり方も変わっている。数年前にアトレティコでリーグ優勝した(ディエゴ)ゴディンやその世代の選手たちのことを考えると、彼らの年齢だけではなく、ピッチ上での振る舞いに関して今では時代遅れと言えるだろう。すべてのことがより速く変わっている。私にもコーチとしてのメソッドをアップデートし、進化させる必要がある」
また、シメオネ監督は再びイタリアで指揮を執る可能性についても語った。
「カターニアの頃と比べて、私のアプローチや考えはかなり成熟した。どれだけ長く指導することができるかわからない。今、53歳だ。あと5年間か?我々の仕事は間違いなくストレスの掛かるものだ。しかし、私が再びピッチで仕事をしたいと思うのに数日間の休暇があれば十分だと思う。ピッチは我々にとってのドラッグのようなものだ。よく私の復帰を求めるインテルやラツィオのファンに出会う。将来のことは誰にもわからない」
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