ナポリの韓国代表DFキム・ミンジェが今夏のマンチェスター・ユナイテッド移籍に近づくと報じられるも、関係者がこれを否定した。
今シーズンのセリエAで33年ぶりの優勝を飾ったナポリ。その中でヴィクター・オシムヘンやクヴィチャ・クワラツヘリアらとともに大きな注目を集めるのがキムだ。昨夏に退団したカリドゥ・クリバリの穴を埋める好パフォーマンスを見せる同選手には早くも今夏の移籍市場でのステップアップの可能性が浮上する。
プレミアリーグからの強い関心が寄せられる中、キムの獲得に近づくとされるのが今夏のセンターバックの補強を目指すマンチェスター・U。7月前半に効力を持つとされる契約解除金5000万ユーロ（約75億円）を上回る6000万ユーロ（約90億円）を準備し、一気に争奪戦を制するのではないかと予想されている。
イングランド行きの可能性が高まる中、キムの関係者は韓国『Starnews Korea』で「マンチェスター・ユナイテッドと取引完了したという事実はない」と否定し、将来が何も決まっていないことを強調した。
「キムはシーズンを終わらせることだけを考えているし、それにどのイングランドのクラブが来シーズンのチャンピオンズリーグの出場権を獲得するかも私たちにはまだわからない。将来に関して早急にすることは何もない。ユナイテッドは彼が中国にいたときから興味を持っていたが、私たちはただ会話をしただけだった。具体的な接触がないということを繰り返したい」
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