今季インテルでプレーするFWロメル・ルカクだが、チェルシー側は夏に復帰を望んでいるようだ。
2020-21シーズンに24ゴール10アシストを記録し、インテルのセリエA制覇の立役者となったルカク。そしてシーズン後にチェルシーへと移籍したが、チーム内で立ち位置を確立できず。昨夏にはレンタルでインテル復帰を果たした。シーズン序盤は負傷などもあって苦しんだが、4月に入ってから公式戦15試合で8ゴール5アシストと目覚ましい活躍を見せている。
そんなベルギー代表FWだが、レンタル期間は今季終了まで。去就に大きな注目が集まっている。そして『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、本人はプレミアリーグに戻る気はなく、インテル残留を望んでいるようだ。
しかし、来季からチェルシーの指揮を執ることが予想されるマウリシオ・ポチェッティーノ氏は、ルカクを再評価するためにも夏の復帰を望んでいる模様。両クラブは、チャンピオンズリーグ（CL）決勝戦後に話し合いを行う予定のようだ。
そして同メディアは、ルカクがインテルに残留するためには2つの条件を満たす必要があると指摘。まずはインテルが来季のCL出場権を確保すること。さらに、現在の年俸1100万ユーロ（約17億円）から減俸を受け入れることが必要になっているという。それでも「少し前まで残留の可能性は遥か遠くにあったが、扉は開かれた」とし、セリエAでプレーを続ける可能性もあると伝えている。
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