レアル・マドリーは、エデン・アザールとマルコ・アセンシオ、マリアーノ・ディアスの退団を発表した。
チェルシーで大活躍したアザールは、2019年夏に念願だったレアル・マドリー移籍を実現。しかし、負傷やコンディション不良で苦労した同選手は期待されていたほどの活躍ができず。今シーズンに至っては公式戦の出場はわずか10試合にとどまり、チーム内で序列を大きく下げていた。
レアル・マドリーとの現行契約は2024年までと1年を残すものの、アザールの去就に注目が集まる中、3日にクラブは同選手と6月末で契約解消に至ることを発表した。
「レアル・マドリーCFとエデン・アザールは、2023年6月30日に選手がクラブから放出されることで合意した。エデン・アザールは4シーズンの間、私たちのクラブの一員で、チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップ、2度のラ・リーガ、コパ・デル・レイなど8つのタイトルを勝ち取った。レアル・マドリーはエデン・アザールへの愛情を示し、彼と家族のキャリアの次のステージでの成功を祈っている」
また、レアル・マドリーは同日にアセンシオの退団も発表。2015年に加入した同選手は、今夏に契約満了を迎える中、クラブからの契約延長オファーを拒んだとされており、パリ・サンジェルマンなどからの興味が伝えられてきた。
レアル・マドリーは声明の中で「マルコ・アセンシオへ感謝と愛情を表したい。マドリディスタとして私たちはこの期間での彼のキャリアと素晴らしい振る舞いを忘れることはない。レアル・マドリーはいつまでも彼の家であり、彼と家族のキャリアの次のステージでの成功を祈っている」と伝えた。
さらに、レアル・マドリーはマリアーノ・ディアスが契約満了に伴って今シーズン終了後に退団することも発表している。
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