カリム・ベンゼマがレアル・マドリーに別れを告げた。
2009年から14年間にわたってレアル・マドリーでプレーし、5度のチャンピオンズリーグ制覇をはじめ数々のトロフィーを勝ち取ったベンゼマ。2022年バロンドールにも輝いた同選手は今シーズンからチームキャプテンを務めていた。
しかし、先週末に行われたラ・リーガ最終節アスレティック・ビルバオ戦の前に今夏に満了を迎える契約が更新されないままベンゼマが退団することが決定。ラストゲームでPKからゴールを挙げ、交代の際にはサンティアゴ・ベルナベウの観客からスタンディングオベーションを受けていた。
そして6日、ベンゼマの退団セレモニーが行われ、同選手は『Realmadrid TV』で「長い旅だった。レアル・マドリーは僕が手にできるすべての愛情を与えてくれた」と話し、思いを続けた。
「僕は21歳の時に家族から離れ、ここで新しい家族を見つけた。常に僕を支えてくれた会長に感謝しているし、とてもたくさんの愛情をくれたファンにも感謝している。すべてのトロフィー、ベルナベウでのすべての魔法の夜を振り返ったとき、これらのことを決して忘れることはない」
「これだけたくさんのトロフィーを獲得できるなんて想像していなかったけど、レアル・マドリーでプレーし、たくさんのゴールを決めて、ピッチ上で魔法を作り出そうとすることを想像していたし、そのようにやってきた。それに、ここでたくさんのトロフィーを獲得する機会にも恵まれた。僕にとっての史上最高のクラブだ。子供の頃からフットボールで最高のことをしたかった。それに、最初から最後まで、いつだってみんなのために良いことをしたかった」
レアル・マドリーを退団したベンゼマは、同日にサウジアラビアのアル・イテハドに加入することが決定。年俸1億ユーロ(約150億円)に高額なボーナスが付帯すると報じられる2026年までの3年契約を締結した。
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