パリ・サンジェルマン（PSG）のフランス代表FWキリアン・エンバペは、去就に関する憶測が絶えないものの、同クラブで幸せだと強調した。
今夏の移籍市場でその去就に注目の集まるエンバペ。昨夏に1年の契約延長オプションの付帯する2年契約を結んだ同選手だが、来夏に契約延長オプションを行使しないことをPSGに通達し、フリーでの放出を避けたいクラブが今夏に売却に動く可能性が伝えられた。
これを受け、昨夏に獲得に近づいていたレアル・マドリーが再びエンバペの獲得に動くのではないかともされていたが、同選手は先日にツイッターで報道を“嘘”と一蹴して、来シーズンもPSGでプレーすることを強調していた。
さらに、エンバペはイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に対して「売ってほしいとも、レアル・マドリーに行きたいとも言っていない。僕はただ、契約延長オプションを行使するつもりがないと言っただけだった。僕たちはPSGと契約更新について話をしていないけど、僕は来シーズンもここにいられて幸せだ」と語っていた。
また、エンバペはPSGを退団してアメリカのインテル・マイアミに移籍したリオネル・メッシについても言及した。
「フットボール史上最高の選手になる可能性のある選手だ。メッシのような選手が退団することは決して良いニュースではない。個人的に、彼が出て行ったことに多くの人が安堵している理由がわからない。彼はリスペクトされるべきだったけど、フランスでふさわしいだけのリスペクトを得られなかった。残念だ。彼の代役を立てるために僕たちにできることをしないといけない」
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