ナポリは現地時間15日、新指揮官としてリュディ・ガルシア監督の就任を発表した。
ナポリは今シーズン、ルチアーノ・スパレッティ監督の下で大躍進。ヴィクター・オシムヘンやクヴィチャ・クワラツヘリアらを擁してセリエAを席巻して33年ぶり3度目のスクデットを獲得し、チャンピオンズリーグでもクラブ史上初の準々決勝進出を決めた。
しかし、今夏に契約満了を迎えるスパレッティ監督が1年間休養を取ることを理由にシーズン終了後に退任。ナポリは連覇の懸かる新シーズンを前に新指揮官探しを開始し、ルイス・エンリケ監督やユリアン・ナーゲルスマン監督らの名前が候補に挙がっていた。
そして15日、ナポリはガルシア監督の就任を発表。公式ウェブサイトの中で「アウレリオ・デ・ラウレンティスはミスター・リュディ・ガルシアがナポリの新コーチになることを発表できてとても満足している。彼へ心からの歓迎と大きな幸運を送る」と伝えた。なお、契約期間は公表されていない。
マルセイユで酒井宏樹を指導したガルシア監督は、昨夏にサウジアラビアのアル・ナスルの指揮官に就任し、今冬からクリスティアーノ・ロナウドを擁していたが、成績が振るわずに4月に解任されて以降フリーになっていた。2016年までローマを指揮した経験もあり、約7年半ぶりのセリエA復帰となる。
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