ローマFWパウロ・ディバラにも、サウジアラビアリーグに移籍の可能性が浮上しているようだ。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が報じている。
2022年夏にユヴェントスからローマに完全移籍し、心機一転を図ったディバラ。すると、アルゼンチン代表FWはスターとして期待に応え、公式戦38試合18ゴール8アシストを記録した。
しかし、2023年夏の移籍市場でカリム・ベンゼマらを獲得して世界中から注目を集めているサウジアラビアリーグから、ディバラに対しても熱視線がそがれているという。
ディバラはローマ加入時にフリーだったが、契約には2023年7月末まで有効な契約解除条項が設定されているとのこと。その中で、移籍する場合の契約解除金はセリエAクラブなら2000万ユーロ(約31億円)、国外クラブなら1200万ユーロ(約19億円)に設定されているようだ。
『コリエレ・デロ・スポルト』はこの設定額がサウジアラビア勢にとっては「郊外のバールのコーヒー1杯に等しい感覚だろう」と表現。違約金が支払われた場合、ローマが口を挟む余地はなくなり、去就はディバラ当人の意向次第となる。こういった状況からローマにとっては落ち着かない状況が続くようだが、どのような決着を迎えるのだろうか。
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