ローマのポルトガル人指揮官ジョゼ・モウリーニョ監督が10日間のベンチ入り禁止処分を科された。
5月の1-1のドローで終わったモンツァ戦後、モウリーニョ監督は主審を務めたダニエレ・キッフィ氏を痛烈に批判。特にアディショナルタイムにメ-メト・ゼキ・チェリクに退場を命じた判定に対して「私のキャリアの中で出くわした最悪の審判だ。これまで何度も悪い審判に会ってきたが、彼が最低だ」と不満をあらわにしていた。
この発言を重く見たイタリア・サッカー連盟(FIGC)は28日にモウリーニョ監督への処分を発表。新シーズンのセリエA開幕戦から10日間にわたってチームを指揮できず、また5万ユーロ(約790万円)の罰金が科されることが決まった。さらに、ローマも5万ユーロの支払いを命じられている。
モウリーニョ監督は先日に欧州サッカー連盟(UEFA)からも処分を受けたばかり。PK戦の末にセビージャに敗れたヨーロッパリーグ決勝後にレフェリーを務めたアンソニー・テイラー氏を侮辱的な言葉で罵倒したことが発覚しており、UEFA主催大会4試合でのベンチ入り禁止処分が科されていた。
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