京都サンガF.C.は4日、DF白井康介がFC東京に完全移籍することを発表した。
白井は2021年に北海道コンサドーレ札幌から京都に完全移籍し、初年度ながらレギュラーをつかむと明治安田生命J2リーグ32試合に出場して昇格に貢献。2023シーズンもここまでJ1リーグ17試合、JリーグYBCルヴァンカップ2試合に出場していた。
シーズン途中の移籍に際し、白井は京都の公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「京都サンガF.C.ではサイドバックへの挑戦、J1昇格、降格プレーオフ、京都スタイルへの挑戦。濃い経験を熱い仲間達と情熱を持って取り組んできました。サンガをJ1に定着させて大きくしていくことを自分の中の目標にもしていました。その分、この決断は本当に辛かったです」
また、今後のさらなるステップアップのためにも移籍を決断したことを明かした。
「ただ、オファーを貰いサッカー選手としてずっと目標であり指針にしている、タイトル、日本代表、成長と挑戦。これらを考えた時に挑戦するべきだという気持ちが強くなってしまいました。それを叶えるのに時間が限られているという事もありました。この移籍を快く思わないサポーターの方も多くいると思いますが、嘘偽りない本心として本当に難しい決断であった事、心からサンガを愛している事を知っておいていただければ幸いです」
続けて、白井は京都へのメッセージの締めくくりとして、「チームメイト、スタッフ、サポーター、サンガに関わる全ての皆様。サンガで過ごした2年半は幸せな時間でした。本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。
そして、FC東京に向けては意気込みをコメントしている。
「クラブのビジョンと自分の目標が同じ方向を向いていて、ここで自分のサッカー人生を懸けたいと思いました。そして首都東京の選手として、自分のプレーを表現できることにも凄くワクワクしています。 東京の勝利に貢献できるように、全力を尽くすことを約束します。応援よろしくお願いします」
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