インテルGKアンドレ・オナナに対し、複数クラブがオファーを提出したようだ。
2022年7月にフリーでインテルに加入したオナナ。すると昨季途中からポジションを掴むと、チャンピオンズリーグでは13試合中8試合でクリーンシートを達成するなど決勝進出の立役者となり、そのパフォーマンスは世界中で大きな称賛を集めていた。
そんな27歳のカメルーン人GKは、移籍市場でも注目を集めている。先日、インテルのジュゼッペ・マロッタCEOは「彼らは特別な関心を示しているが、それを数日中にオファーに繋げる必要がある。それが実現したら、インテルと選手の両方が慎重に検討する」とし、マンチェスター・ユナイテッドが接触していることを明かしていたが、正式にオファーを受け取ったようだ。
イタリア著名記者アルフレッド・ペドゥーラ氏によると、マンチェスター・Uは移籍金4000万ユーロ(約63億円)+ボーナス500万ユーロ(約8億円)を提出したという。しかしインテル側は、移籍金5000万ユーロ(約79億円)+達成条件が簡単なボーナス1000万ユーロ(約16億円)を求めており、最初のオファーは断ったようだ。今後も交渉は続き、インテル側は7月20日までの取引完了を望んでいるようだ。なお今回のオファーについては、移籍専門記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏も認めている。
一方で『CBS Sports』は、オナナには今夏大きな注目を集めるサウジアラビア勢も接触しており、アル・ナスルが巨額オファーを提示したと伝えている。具体的な金額は明らかになっていないが、マンチェスター・Uとの交渉が進む前に一気に獲得を決めたい考えのようだ。
昨季はヨーロッパでもトップレベルのパフォーマンスを見せたオナナだが、新シーズンはどこでプレーすることになるのだろうか。
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