ラツィオがセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコヴィッチ＝サヴィッチの移籍でアル・ヒラルと合意に達したようだ。
2015年にラツィオに加入したミリンコヴィッチ＝サヴィッチ。8シーズンにわたって公式戦341試合でプレーし、評価を高めていた同選手には以前からユヴェントスなどのセリエAのライバルやマンチェスター・ユナイテッドといったビッグクラブからの関心が頻繁に伝えられてきた。さらに、今夏にはチェルシーが獲得を目指すとも考えられていた。
しかし、ミリンコヴィッチ＝サヴィッチはビッグクラブからのアプローチがあるものの、今夏の移籍市場でビッグネームの獲得を続けるサウジアラビアに新天地を求めることになりそうだ。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アル・ヒラルとラツィオが4000万ユーロ（約62億円）の移籍金でミリンコヴィッチ＝サヴィッチの移籍で口頭合意に達した模様。現在、正式なオファーと書類を待ち、最終的な決定は選手本人に委ねられている。
また、同氏はラツィオのクラウディオ・ロティート会長が『スカイスポーツ・イタリア』で発したコメントも伝えており、その中で「ミリンコヴィッチ＝サヴィッチはクラブから離れることを私に申し出た。彼は退団だけを望んでいる。サウジアラビアに行くかは彼に聞いてみてほしい。私たちは正式なオファーと書類を待っていて、書類にサインされれば取引完了だ。オファーは5000万ユーロより下だ」と語っている。
なお、順調にアル・ヒラル移籍が決まれば、ミリンコヴィッチ＝サヴィッチは新天地でカリドゥ・クリバリやルベン・ネヴェスらとチームメイトになる。
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