トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインは、新天地を探し続けているようだ。イギリス『タイムズ』が報じた。
2009-10シーズンのトップチーム昇格以降、複数クラブへのレンタルを経て2014年初めごろからトッテナムに欠かせない選手となり、同クラブ一筋を貫いているケイン。2022-23シーズンも公式戦49試合で32得点を記録するなど、超一流のパフォーマンス維持している。
一方で、トッテナムではタイトルを獲得することができておらず。現行契約が2024年夏までとなっている中、2023年夏の移籍期間は契約延長に至らない限り、クラブにとっては十分な移籍金が得られる最後のタイミングとなることが濃厚だ。
とはいえ、報道によればダニエル・レヴィ会長はケインを売却する場合の移籍金を1億ユーロ(約155億円)以上に設定しているという。一方のケインは新契約締結に固執することはなく、新天地探しを続けていると伝えられている。
そんな中、アンジェ・ポステコグルー監督はケインを取り巻く状況が早期に決着を迎えることを願った。
「関係者全員にとって、あまり長引かせない方が良いと思う。それは誰にとっても良いことではないからね。ハリーにとっても、クラブにとっても良いことだとは思わない」
一方で、決断を急かすつもりもないようだ。
「しかし、その反面で期限を設けたくはない。こういったことには正当な理由があってほしい。現実として、彼はまだ私たちのサッカークラブと契約している選手だ」
なお、ケインに対してはバイエルンが強い関心を示しているとのこと。既に2度のオファーを拒否されたが、3度目のオファーを提示するつもりでいるようだ。各紙でパリ・サンジェルマン(PSG)も名乗りを上げているとされるケイン争奪戦の行方は、引き続き見守る必要があるかもしれない。
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