プレシーズンマッチ、ミランとバルセロナが日本時間8月2日の12:00からアメリカのアレジアント・スタジアムで対戦する。
ミラン（昨季成績：4位 勝点70 ｜ 20勝10分8敗 ｜ 64得点43失点）
昨季セリエAで4位に終わったミランはここまで、ルベン・ロフタス＝チークとクリスチャン・プリシッチ、タイアニ・ラインデルス、サムエル・チュクウェゼらを獲得。アメリカツアーではレアル・マドリードに2-3と敗れた後、28日にユヴェントスと対戦した。
オリヴィエ・ジルー、ラファエウ・レオン、プリシッチ、ラインデルス、ロフタス＝チークらが先発したユヴェントス戦ではマリック・チャウとジルーがゴールを挙げた中、2-2のドロー。その後のPK戦は3-4で敗れた。8月21日のセリエA開幕までにはまだ時間がある中、新戦力の融合と完成度向上を強敵相手との試合で進めたい。
注目選手：マリック・チャウ
新戦力に注目が集まる中、21歳のチャウがプレシーズンで評価を高めている。昨夏にシャルケから加入した長身のセンターバックは、昨シーズンにチャンピオンズリーグデビューを含む公式戦24試合に出場。直近のユヴェントス戦ではFKからの力強いヘディング弾で先制点を決めると、ジルーの追加点もお膳立てし、セットプレーで存在感を示した。レギュラー奪取へ、引き続きアピールが期待される。
バルセロナ（昨季成績：1位 勝点88 ｜ 28勝4分6敗 ｜ 70得点20失点）
一方、昨季に4シーズンぶりのラ・リーガ優勝を果たしたバルセロナは、イルカイ・ギュンドアン、イニゴ・マルティネス、オリオル・ロメウらを獲得。アメリカツアーではアーセナルに3-5で敗れた後、30日にはレアル・マドリードとのエル・クラシコを迎えた。
そのレアル・マドリード戦ではプレシーズンらしからぬ白熱の試合となると、15分にウスマン・デンベレのゴールで先制。その後、相手の猛攻に遭ったが枠にも救われると、フェルミン・ロペスのミドルシュートとフェラン・トーレスのダメ押し弾により、3-0で勝利した。
注目選手：フェルミン・ロペス
レアル・マドリード戦で主役となったフェルミン・ロペス。カンテラ出身の20歳は66分から出場すると、圧巻の左足ミドルでの一撃を叩きこんで衝撃を与えた。さらにフェラン・トーレスのゴールも演出し、初のクラシコで1ゴール1アシストをマーク。試合後にはチャビ監督も「フェルミンは才能、ラストパス、両足を使える技術を持った選手だ。右でも左でも偽ウイングとしてもプレーでき、意思の強さも素晴らしく、大きな野心もある」と絶賛しており、引き続き注目だ。
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2023年8月2日（水）日本時間12:00
- 解説：中山淳 実況：倉敷保雄
- 会場：アレジアント・スタジアム
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