フェイエノールトは、セルクル・ブルッヘから日本代表FW上田綺世を獲得したことを発表した。
昨夏に鹿島アントラーズからセルクル・ブルッヘに加入した上田は、チームのエースストライカーとして大活躍。昨シーズンのベルギーリーグで22ゴールを挙げてチームをヨーロッパプレーオフ出場に導き、最後までリーグ得点王争いを繰り広げていた。
この活躍を受け、今夏の移籍市場で上田には早くもステップアップの可能性が浮上。さまざまなクラブが新天地の候補に挙がる中、オランダ王者フェイエノールトからの強い関心が届き、先週末のベルギーリーグ開幕節を欠場したことで移籍が決定的と予想されていた。
そして3日、フェイエノールトは上田の獲得を発表。両者は2028年夏までの5年契約を結び、同選手は新天地で9番のユニフォームを着用する。また、移籍金は900万ユーロ(約14億円)に最大125万ユーロ(約1億9500万円)のボーナスが付帯すると伝えられている。
上田はクラブ公式ウェブサイトのインタビューの中で「チャンピオンズリーグでプレーしたいということと、小野伸二選手や宮市亮選手がプレーしていたということがあって、僕もプレーしたいと思うようになりました」と移籍を決めた理由を明かし、抱負を続けた。
「小野伸二選手のプレーは小さいころから見ていましたし、(フェイエノールトの)ファンが熱狂的ということも知っているので、ファンの皆さんの前でプレーすることが楽しみです。満員のホームで点を取れることをすごく楽しみにしています。このクラブで良いシーズンや良いキャリアを積んで成長できることを願っています」
昨シーズンのエールディヴィジ王者であるフェイエノールトは、今夏にFWダニーロをレンジャーズに売却。新FWとしての活躍が期待される上田は、アルネ・スロット監督の下で昨シーズンにブレイクしたサンティアゴ・ヒメネスとポジションを争うことが予想されている。
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