リヴァプール（昨季成績：5位 勝点67 ｜ 19勝10分9敗 ｜ 75得点47失点）
新シーズンのプレミアリーグトップ4フィニッシュ、さらには優勝を目指すリヴァプール。ここまでのプレシーズンでは、特にダルウィン・ヌニェス、コーディ・ガクポ、モハメド・サラー、ディオゴ・ジョタ、ルイス・ディアスと攻撃陣は絶好調であり、直近の4試合で15ゴールを叩き出している。クオリティに選手層と、リーグ最高と言ってもいいだろう。
一方、中盤から後ろは不安を抱えたまま。ジョーダン・ヘンダーソンとファビーニョが相次いで退団したため、守備的MFは人材不足。先日のバイエルン・ミュンヘン戦(3-4)はカーティス・ジョーンズが入ったが、攻撃面では期待できるものの、守備時の適応には時間が必要だ。さらにトレント・アレクサンダー＝アーノルドが攻撃時に右サイドバックを離れているが、逆に守備時にはその穴を突かれて失点を重ねている。この最後のテストマッチで何らかの対策を講じたい。
注目選手：ダルウィン・ヌニェス
ここ4試合で4ゴールと絶好調のウルグアイ代表ストライカー。昨季は9ゴールと厳しいシーズンを過ごしたものの、新シーズンは本領発揮を期待させるようなパフォーマンスを続けている。しかし、リヴァプール攻撃陣は軒並み絶好調であり、競争は激化。チームバランスを考えた場合はガクポやジョタが優先されそうだが、彼のフィジカルとスピードは大きな武器となる。開幕スタメンへ、アピールできるだろうか。
ダルムシュタット（昨季成績：2部2位 勝点67 ｜ 20勝7分7敗 ｜ 50得点33失点）
昨季ブンデスリーガ2部で最終節で優勝こそ譲ったものの、2位で自動昇格を決めたダルムシュタット。7シーズンぶりに1部の舞台へ返り咲いた中、クリストフ・クラーラーやフレイザー・ホーンビー、マテイ・マグリカら即戦力を補強し、準備を進めている。
今回のリヴァプール戦は、14日に控えるDFBポカール1回戦、さらに20日のブンデスリーガ開幕戦のフランクフルト戦へ向けた大きな試金石となりそうだ。今後のシーズンでも支配される時間が多くなることが予想される中、効率の良い守備から攻撃への形を見つけたい。
注目選手：クリストフ・クラーラー
直近2シーズンはデュッセルドルフで主力を務め、今夏にダルムシュタットに加入し、初の一部挑戦を果たした23歳のオーストリア人センターバック。昨季2部で33失点と守備に課題を残すダルムシュタットにとって、新たなディフェンスリーダーとして期待されている。世界屈指の攻撃陣と対峙した際、どのようなパフォーマンスを見せられるだろうか。
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2023年8月8日（火）日本時間3:00
- 会場：ディープデイル
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