インテルは、スイス代表GKヤン・ゾマーをバイエルン・ミュンヘンから獲得した。
昨シーズンに13年ぶりのチャンピオンズリーグ決勝進出を果たしたインテル。しかし今夏、その躍進を支えたアンドレ・オナナがマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、長年にわたってチームのゴールマウスを守り、近年はキャプテンを務めていたサミル・ハンダノヴィッチも退団した。
さらに、武者修行していたヨヌーツ・ラドゥもボーンマスに期限付きで加入したりと、インテルは今夏の移籍市場で新守護神の獲得を目指している。そんな同クラブは現在、バイエルンのゾマーへの関心を強めていることがわかっていた。
今冬の移籍市場で長年在籍したボルシア・メンヒェングラートバッハからバイエルンに移籍したゾマーは、シーズン中に重傷を負ったマヌエル・ノイアーの代役として守護神を務めた。公式戦25試合でプレーして、ブンデスリーガ優勝に貢献したが、ノイアーの復帰が近づく中、今夏に売却されると予想されていた。
そして7日、インテルはバイエルンからゾマーを獲得したことを発表。ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、契約期間は2026年夏までの3年間になる見込み。また、『スカイスポーツ・イタリア』によると、移籍金は600万ユーロ(約9億円)に上る。
キャリアで初めてセリエAでプレーするゾマーは、インテルの公式ウェブサイトで「インテルで新しい敵や新しい攻撃陣を相手にする挑戦を楽しみにしている。僕にとってすべてが新しいことだけど、何も知らないスタジアムでとても大きな成功を手にできればいいね」と言及し、意気込みを続けた。
「インテルのようなチームでプレーすることは僕のキャリアで新しい挑戦だ。サン・シーロでプレーし、ファンに出会い、ミラノの雰囲気を味わえることが待ちきれない。このユニフォームを着て、ファンの前でサン・シーロでプレーすることを楽しみにしている」
関連記事
● 【移籍情報】インテル守護神オナナ、マンチェスター・U移籍が決定!フリー移籍から1年後に79億円で新天地へ|セリエA
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。