ナポリは、スタッド・ランスからスウェーデン代表MFイェンス・カユステを獲得したことを発表した。
昨シーズンのセリエAで33年ぶりの優勝を飾ったナポリ。この大躍進を受け、キム・ミンジェがバイエルン・ミュンヘンに移籍し、さらにヴィクター・オシムヘンやクヴィチャ・クワラツヘリアらの去就にも注目が集まっている。
一方でここまで補強が順調には進んでいない。新シーズン開幕まで1週間あまりになる中、ナポリは昨シーズンのローン移籍組の買い取りや獲得後すぐにローンで放出した選手を除けば、ここまで獲得したのはDFナタンのみだ。
それでも10日、ナポリはスタッド・ランスからカユステを獲得したことを発表。契約期間などは公表されていない。また、移籍金は1200万ユーロ（約19億円）に上ると伝えられている。
ナポリ移籍の決まったカユステは、『スカイスポーツ・イタリア』で「ここにいられることに感謝しているし、とてもワクワクしている。この移籍は人生の中で最も簡単な決断だった。大きな歴史とファンタスティックなチームのあるクラブのためにプレーする。僕はチームを助けたい。夢はこのチームと大きな目標を成し遂げることだ」とコメントした。
昨夏にミッティランからスタッド・ランスに加入したカユステは、主に守備的MFとして公式戦33試合に出場して4ゴールを記録。前所属先で伊東純也とプレーした同選手は、スウェーデン代表としても15キャップを記録している。
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