スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也が開幕節マルセイユ戦で今シーズン初ゴールを記録した。
12日に行われたリーグアン開幕節でスタッド・ランスはマルセイユと敵地で対戦。伊東は右ウィングでスターティングメンバーに名を連ね、新加入の中村敬斗はベンチからキックオフを見守った。
強豪マルセイユの本拠地ヴェロドロームでの一戦で、伊東がいきなり試合を動かす。10分、右サイドからゴール前にクロスが送られると、マーシャル・ムネツィが頭で折り返す。ボールはゴール手前右でフリーの伊東に渡り、同選手は右足でボレーシュートを放つ。ボールはゴール右隅に吸い込まれ、チームに先制点をもたらした。
リードを許したマルセイユが攻勢を強めると、23分にアゼティン・ウナヒが強烈なミドルシュートを叩き込んで同点に。それでも38分、右サイドでボールを持ったリチャルドソンのパスをペナルティエリア手前で受けた伊東が右足でシュートを放つと、ボールは相手DFに当たってネットを揺らした。再びリードを手にしたかに思われたが、直前のプレーでボールがタッチラインを割っており、ゴールは認められなかった。
1-1で後半に入ると、一進一退の攻防が続く中、スタッド・ランスは60分に今週加入したばかりの中村をピッチに送り出す。しかし72分、マルセイユがヴィティーニャのゴールで逆転に成功する。その後、スタッド・ランスは伊東と中村を中心に同点ゴールを目指すが、最後まで得点は生まれず。試合は2-1でホームのマルセイユがスタッド・ランスに逆転勝利した。
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