チェルシーは、イギリス史上最高額でブライトン&ホーヴ・アルビオンからエクアドル代表MFモイセス・カイセドを獲得したことを発表した。
昨シーズンのプレミアリーグで大躍進したブライトンの中心選手だったカイセド。アレクシス・マカリスターや三笘薫とともにクラブ最高位の6位フィニッシュとクラブ史上初のヨーロッパリーグ出場権獲得、さらにFAカップ準決勝進出の立役者になった。
この活躍を受け、カイセドには今夏の移籍市場でステップアップの可能性が浮上。プレミアリーグのビッグクラブからの関心が届く中、先週末にはリヴァプールがクラブ史上最高額でブライトンと合意したと伝えられたが、選手がチェルシー移籍を望むことからこの移籍は実現せず。その後、チェルシーがリヴァプールのオファーを上回る金額を提示したと報じられ、移籍に迫ると予想されていた。
そして、チェルシーは14日、ブライトンからカイセドを獲得したことを発表。同選手は1年間の延長オプションが付いた2031年夏までの8年契約にサインした。
なお、イギリス『スカイスポーツ』によると、移籍金は1億ポンド(約184億円)に1500万ポンド(約28億円)のボーナスが付いた総額1億1500万ポンド(約212億円)に上る模様。これは今冬に獲得したエンソ・フェルナンデスの移籍金を上回るチェルシー史上最高額になっただけではなく、イギリス史上最高額をも更新した。
カイセドは、望んでいた移籍が決定したことについて「チェルシーに加入できてとても幸せだ!チェルシーから連絡があったとき、よく考える必要はなかったし、ただこのクラブと契約したいと思った。ここに来るという夢が叶ったし、チームとともにスタートを切ることを楽しみにしている」とコメントした。
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