パリ・サンジェルマン（PSG）は、ブラジル代表FWネイマールがサウジアラビアのアル・ヒラルに移籍したことを発表した。
15日、クラブは公式ウェブサイトで「パリ・サンジェルマンはクラブのレジェンド、ネイマールに感謝する。ネイマールはパリ・サンジェルマンからサウジのアル・ヒラルに行った。首都での6年間、ブラジル代表選手はクラブの歴史を作った」と伝えた。
また、ナセル・アル＝ケライフィ会長はネイマールについて「世界最高の選手であるネイマールほど例外的な選手に別れを告げることはいつだって難しい。彼がパリ・サンジェルマンに加入した日、この6年間で彼がクラブとプロジェクトにもたらしたものを私は決して忘れはしない。私たちは最高の瞬間を過ごし、ネイマールはいつまでも私たちの歴史の一部だ」と感謝を綴った。
2017年夏にバルセロナから史上最高額2億2200万ユーロ（約353億円）でPSGに加入したネイマール。公式戦173試合で118ゴールを記録した同選手は、5度のリーグアン優勝やクラブ史上初のチャンピオンズリーグ決勝進出などに貢献した。
しかし今夏、ネイマールはルイス・エンリケ監督から構想外を通達される。これを受け、移籍の可能性が浮上する中、サウジアラビアのアル・ヒラルからの関心が届き、先日にクラブと選手が移籍で合意したと伝えられていた。
また、アル・ヒラルも同日にネイマールの加入を発表。公式ツイッターで「美の都から文明、伝統、未来の土地へ…、ネイマールは“アジアのリーダー”に加入した」と伝えた。なお、移籍金は9000万ユーロ（約143億円）に上るようだ。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ネイマールは総額3億ドル（約437億円）のサラリーが含まれた2025年夏までの2年契約を締結。さらに、ボーナスやコマーシャルディールを含めれば最大4億ドル（約582億円）になると伝えられている。
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