レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がグラナダ戦で2ゴールを挙げて今シーズン初勝利に貢献した。
2日に行われたラ・リーガ第4節でレアル・ソシエダはホームでグラナダと対戦した。レアル・ソシエダが今シーズン初勝利を目指す中、久保は4試合連続で右ウィングのポジションで先発出場している。
開始早々に久保が試合を動かす。9分、ブライス・メンデスがディフェンスラインの裏に抜け出そうとする日本代表MFにスルーパスを送る。同選手はそのままペナルティエリア手前まで持ち上がり、左足でゴール右隅に流し込んでチームに先制点をもたらした。なお、このゴールは久保にとって開幕節ジローナ戦に続く今シーズン2ゴール目となった。
35分にオウンゴールでグラナダに同点にされたレアル・ソシエダだが、44分に再び久保がネットを揺らす。敵陣右サイドでアマリ・トラオレのパスを受けると、ペナルティエリアの浅い位置から左足を振り抜く。美しい弧を描いたシュートはゴール左隅に吸い込まれた。久保のスーパーゴールでレアル・ソシエダは勝ち越しに成功して前半を折り返した。
後半に入っても久保の勢いは止まらない。59分には同選手がペナルティエリア右サイドの深い位置からメンデスにつなぎ、最後はマルティン・スビメンディが強烈なシュートを叩き込んでチーム3点目。67分にはミケル・オヤルサバルの芸術的な落としからアンデル・バレネチェアがゴールを決めてさらにリードを広げる。
76分には、ペナルティエリア右サイドでこぼれ球を拾った久保がゴール前でフリーのオヤルサバルにパスを送る。すると、ボールは相手DFに当たってコースが変わり、そのままゴールラインを割ってオウンゴールでチーム5ゴール目が生まれた。
3ゴールに関与した久保は79分にモハメド＝アリ・チョーと交代してベンチに下がっている。その後、グラナダは終盤にかけて2ゴールを返すも、大勢に影響はなく、レアル・ソシエダが5-3でグラナダを下して今シーズン初勝利を手にした。
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