ラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地に称賛が集まっている。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えた。
2022-23シーズン限りでフランクフルトとの契約を満了し、フリーでラツィオへと加入した鎌田。新戦力として唯一セリエA開幕戦で先発起用されると、第3節ナポリ戦まで連続してスタメン入りを果たした。
一方でチームは開幕連敗を喫していたが、昨季王者ナポリとの一戦に2-1で勝利して初白星。鎌田が52分に記録した加入後初ゴールが、決勝点となっている。
この活躍を受け、『ガゼッタ・デロ・スポルト』は慎重にチームを構築するマウリツィオ・サッリ監督がすぐさま重用している稀有な新戦力であることを指摘。その中で「この日本人選手にはもとよりサッリズムのカルチョへの適応力が備わっていたため、見習い期間は短かった」と、適応力を示したことに注目している。
また、鎌田が長袖を着用していることにも触れ、ウィットに富んだ記述でチーム内での存在感が増していることを表現した。
「(鎌田は)気温が40度あっても常に長袖でプレーするようだ。しかし、ラツィオで選手が真夏に冬ユニフォームを希望したことは一度もなかった。ラツィオのスタッフらは長袖シャツを何とか用意せざるを得なかったようだが、鎌田はすでに許された」
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