ドイツサッカー連盟(DFB)は、ハンジ・フリック監督の解任を発表した。
2021年夏にヨアヒム・レーヴ監督の後任としてドイツ代表の指揮官に就任したフリック監督。バイエルン・ミュンヘンでの成功を受け、大きな期待を背負った同指揮官だが、昨年のワールドカップでグループステージ敗退を喫し、さらに2023年に入ってからは1勝(1分け4敗)しかできていない。
さらに、現地時間9日に行われた国際親善試合の日本代表戦では、ワールドカップのリベンジを果たすべく臨んだものの、ホームで4失点を喫する1-4の屈辱的な敗戦。これを受け、フリック監督は自身が適任者だと主張していたものの、プレッシャーは高まっており、DFBが大きな決断を下すことが予想されていた。
そして、日本戦の翌10日、自国開催のEURO2024まで1年を切る中、DFBはフリック監督の解任を発表。イギリス『BBC』によると、25試合で12勝のみに終わった同指揮官は、同国代表において1926年以降初の任期中の解任となった。
DFBのベルント・ノイエンドルフ会長は「委員会は最近の失望的な結果を受け、ドイツ代表チームに新鮮な刺激が必要であるいうことに合意した。来夏のEUROに向けて私たちには自信とこのチームに関する楽観論が必要だ。私はハンジ・フリックと彼のアシスタントを本当にリスペクトしているから、私の任期中で最も難しい決断の1つになった。DFBにとってピッチ上での成功が何よりも重要なことだ」とコメントした。
なお、12日にフランスと対戦するドイツチームの指揮官には、DFBでスポーティングディレクターを務めるルディ・フェラー氏が就くことが決まっている。
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