パリ・サンジェルマン（PSG）のイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティがカタールのアル・アラビ移籍で合意に達したようだ。
今夏の移籍市場でその去就に注目の集まるヴェッラッティ。長年PSGで活躍した同選手には、バイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・ユナイテッド、さらにサウジアラビアからの関心が届いていたが、移籍市場閉幕までに取引は成立せず、依然として将来が不透明の状況が続いている。
それでも、ヴェッラッティはカタールに新天地を求めることが濃厚なようだ。イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は『X（旧ツイッター）』で同選手がアル・アラビに加入することで口頭合意に達したと伝えた。
「マルコ・ヴェッラッティはアル・アラビへ、here we go！カタールのクラブと完全移籍での契約を結ぶ予定のイタリア人MFが口頭合意に至った。ヴェッラッティは24時間以内にドーハに向けて出発する。PSGは10日前に4500万ユーロ（約71億円）で合意した」
2012年の19歳の時にペスカーラからPSGに加入したヴェッラッティは、在籍期間で通算416試合に出場して9度のリーグ・アン優勝などに貢献した。しかし、ルイス・エンリケ監督が今夏に就任すると、同選手はすでにアル・ヒラルに移籍したネイマールらとともに構想から外れ、新シーズンが開幕しても公式戦でのプレー時間を得られなかった。
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