シント=トロイデンのトルステン・フィンク監督は、日本代表GKシュミット・ダニエルについて語った。
2019年にシント=トロイデンに加入し、守護神として活躍してきたシュミット。これを受け、今夏の移籍市場でステップアップの可能性が報じられ、トルコやフランスのクラブからの関心が浮上した。中でも、移籍市場終盤になってリーグアンのメスがロリアンとの争奪戦に勝利して日本代表GKの獲得に近づくと報じられたが、移籍期限までに成立しなかった。
一方のシント=トロイデンは、シュミットの退団を見越して浦和レッズから鈴木彩艶を獲得。直近の2試合で先発を務めており、シュミットの残留が決まった今、両選手によるポジション争いに発展することが予想されている。
15日に行われたプレスカンファレンスでフィンク監督は今夏のステップアップが実現しなかったシュミットと、現在正守護神を務める鈴木について語った。その様子をベルギー『HBVL』が伝えている。
「ダニエルの獲得に動かなかった他チームはバカだと言うことしかできない。彼はトップクラスのゴールキーパーで、我々は彼を非常にリスペクトしている。彼は退団を見据えていて、我々もそれに協力していた。ザイオン・スズキを獲得した理由がそれだ。その後に移籍が破談したのは我々の責任ではない」
「ダニエルに起きたことは残念だったが、今の我々のファーストゴールキーパーはザイオンだ。彼には世界最高のゴールキーパーの才能があり、我々は彼を大切に育てる必要がある」
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