■ユヴェントス vs レッチェ
今季は開幕から3勝1分けと好発進を見せていたユヴェントス。しかし迎えた第5節、敵地でサッスオーロに2-4と初黒星。ボールを握ったが効果的なチャンスは少なく、逆にサッスオーロの素早い攻撃から何度もピンチを迎えるなど、内容的にも厳しい結果となった。キエーザとヴラホヴィッチを最前線に置く3-5-2が定着しつつあるものの、未だファイサルサードでのパターンは豊富とは言えないため、選手起用や関わり方など序盤戦で様々な組み合わせを考えたい。また、前節悔しい失点を喫したGKシュチェスニーの奮起にも期待だ。今節の相手は3勝2分け無敗と絶好調のレッチェであり、気の抜けない一戦をどう乗り越えるのだろうか。
■インテル vs サッスオーロ
前節はエンポリ相手に決定機を活かせずやや苦戦したが、ディマルコの強烈な一撃で1-0と勝利したインテル。開幕から唯一の5連勝で首位を快走しており、リーグトップの14ゴールに加えてわずか1失点と、完成度で言えば現セリエA最高のチームだろう。とはいえ、次節の相手はサッスオーロ。直前でユヴェントスに4ゴールで勝利しており、隙を見せることはできない一戦となる。チャンピオンズリーグを含む過密日程でコンディションも心配されるが、それでも選手層は充実しており、選手起用を工夫しながら6連勝を狙いたい。
■ナポリ vs ウディネーゼ
昨季の王者ナポリは開幕から苦戦が続いており、セリエAでは直近3試合勝利なし（2分け1敗）。さらに前節ボローニャ戦(0-0)では、オシムヘンが途中交代時にガルシア監督の采配に不満を爆発させたことも大きな話題になるなど、不穏な空気が漂っている。過密日程の中でこの後30日に絶好調レッチェ、10月4日にレアル・マドリード、9日にフィオレンティーナ戦を控えていることを考えると、このウディネーゼ戦で嫌な空気を払拭しておきたいところ。オシムヘンの出場可否は定かではないが、結果だけでなく内容でもポジティブなものを見せたい。
セリエA第6節 ※日本時間
▽9月27日（水）
ユヴェントス vs レッチェ(3:45)
▽9月28日（木）
カリアリ vs ミラン(1:30)
エンポリ vs サレルニターナ(1:30)
ヴェローナ vs アタランタ(1:30)
インテル vs サッスオーロ(3:45)
ラツィオ vs トリノ(3:45)
ナポリ vs ウディネーゼ(3:45)
▽9月29日（金）
フロジノーネ vs フィオレンティーナ(1:30)
モンツァ vs ボローニャ(1:30)
ジェノア vs ローマ(3:45)
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