ローマのジョゼ・モウリーニョ監督は、今シーズンの低調なスタートが自身だけの問題ではないと主張した。
モウリーニョ監督の下で3シーズン目を迎えたローマだが、今シーズンはスタートからつまずく。エンポリに7-0の大勝を収めた一方で、勝利はこれだけにとどまり、2分け3敗の勝ち点5で16位に沈んでいる。
これまでのキャリアの中で2度のチャンピオンズリーグ制覇や各国で計8度のリーグ優勝を成し遂げたモウリーニョ監督だが、いずれのクラブでも就任3年目が鬼門に。今シーズンの低調なスタートを受け、“3年目のジンクス”が再びささやかれ始める中、同指揮官は日本時間2日のフロジノーネ戦を前に、自身だけが問題ではないことを主張した。
「3カ月前、私がここから離れるという考えはほとんど悲劇のように考えられていた。休暇中にフットボール界のコーチにとって最大で、最もクレイジーなオファーを受け取った。それから3カ月後、まるで私が問題みたいだ。そのことを受け入れることはできない」
「私は新聞も読まないし、ラジオも聞かないし、テレビも見ないが、私には友人や選手、アシスタントがいて、彼らが多くのことを伝えてくれている。しかし、私が問題というのは真実ではないし、そのことを受け入れることはできない。フットボールにおいても、人生においても、複数の要素がある。それは勝ったときでも同様で、1人の人間だけのおかげであると言うことはできない」
「私は2024年6月30日までここにいて、クラブのため、選手のため、ファンのために日々戦い、日々働いている。私に終わりを告げることができるのは1人しかいない。それはオーナーだ。私は外野からのプレッシャーを恐れてはいない。明日のスタジアムでフィールドに入ったときに聞こえるブーイングを恐れてはいない。私はまったく恐れていない」
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