ナポリは、ナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの離脱を発表した。
現地時間16日、ナポリは公式ウェブサイトで「ヴィクター・オシムヘンが詳細な検査を受け、右大腿二頭筋に中等度の損傷を負ったことがわかった。ナポリのストライカーはコナミ・トレーニングセンターで治療を開始した」と伝えた。
ナポリはオシムヘンの離脱期間を公表していないものの、復帰までに約1カ月を要することが予想される。そのため、日本時間30日に予定されるセリエAのミラン戦やチャンピオンズリーグのウニオン・ベルリンとの2試合を欠場することが濃厚。復帰は11月のインターナショナルブレイク明けになると考えられている。
昨シーズンのセリエA得点王に輝き、ナポリの33年ぶりとなるスクデット獲得に貢献したオシムヘンは、今シーズンも公式戦10試合で6ゴールをマークしてチームの攻撃陣を牽引している。10月のインターナショナルブレイクでナイジェリア代表として13日の2-2で終わったサウジアラビア代表戦に出場したが、後半に負傷して途中交代を余儀なくされていた。
今シーズンのセリエAで8試合を終えて4勝2分け2敗の5位と昨シーズンの勢いを失いつつある中、早くも進退問題が浮上するナポリのルディ・ガルシア監督にとって、エースストライカーのオシムヘンの離脱は大きな痛手だ。
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