ユヴェントスのイタリア代表MFニコロ・ファジョーリが賭博違反により7カ月の出場停止処分を受けた。
先日から賭博違反の疑いがかけられ、捜査を受けていたファジョーリの処分について、イタリアサッカー連盟（FIGC）は現地時間17日に声明の中で「連盟の検察当局はファジョーリに関する決定に至った。12カ月の出場停止、リハビリテーションによる5カ月の減刑。フットボール選手は最低6カ月間の治療プランと10度のパブリックミーティングに参加しなければならない」と伝えた。
ファジョーリは、1万2500ユーロ（約198万円）の罰金を支払い、ギャンブル依存症に対する治療プログラムへの参加やこの依存症に苦しむ他者への支援を含む答弁取引により、当初の処分から5カ月間の減刑が認められて、実質7カ月間の出場停止の処分を受けることになる。
ユヴェントスのアカデミー出身で、昨シーズンからファーストチームに定着したファジョーリは、今シーズンの公式戦6試合に出場して1アシストを記録。期待の若手として注目を集める22歳MFは昨年にイタリア代表デビューも飾っていた。しかし、今回の処分により、復帰は来年5月以降になるなど、今シーズンの大半を欠場することが決まった。
なお、ユヴェントスでは、ファジョーリだけではなく、ポール・ポグバも現在暫定的に活動禁止処分を科されている。同選手は8月に受けたドーピング検査で陽性で、再検査でも同様の結果だったことから長期的な処分は免れないと考えられている。
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