ジョゼ・モウリーニョ監督が来夏にローマから退任して、サウジアラビアのクラブと破格の契約を結ぶ可能性がある。
2021年夏からローマを指揮し、3シーズン目を迎えたモウリーニョ監督。ヨーロッパ・カンファレンスリーグのタイトルをクラブにもたらし、昨シーズンにはヨーロッパリーグ決勝進出にチームを導くなど、イタリアの地でもその手腕を発揮している。
そんなモウリーニョ監督とローマの現行契約は2024年夏までと、契約満了まですでに1年を切った。しかし、『スカイスポーツ・イタリア』によると、現時点で契約延長に関する話し合いはなく、現状のままでは来夏の退任は免れない。また、イタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は、同指揮官の将来について「行われている交渉はない。そのため、彼らは6月に契約満了によって別れることになる」と予想した。
そんなモウリーニョ監督に興味を持つとされるのがサウジアラビア勢。今夏にも実際に招聘に動くも、実現しなかったが、来夏に再び挑戦する可能性がある。また、一部では総額1億400万ポンド(約190億円)相当の2年契約のオファーが準備されているとも報じられている。
また、『スカイスポーツ・イタリア』のルディ・ガレッティ氏は自身の『X(旧ツイッター)』で、アル・ヒラルが来夏の招聘に向けてすでにモウリーニョ監督に接触し、高額なオファーで同指揮官を説得する意向であると伝えた。
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