インテルのスポーティングディレクターであるピエロ・アウジリオ氏は、ローマに移籍したロメル・ルカクに苦言を呈した。
2021年まで2シーズンにわたってインテルで活躍したルカクは、その年の夏にクラブ最高額でチェルシーに加入。しかし、期待には応えられず、期限付き移籍の形で2022年夏にインテルに復帰した。ベルギー代表FWは昨シーズン、37試合で14ゴールを挙げてチームのチャンピオンズリーグとコッパ・イタリアの決勝進出に貢献した。
期限付き移籍が終わり、今夏にチェルシーに帰還したルカクだが、当初は再びインテルに移籍するのではないかと予想されていた。しかし、ユヴェントス行きが報じられ、その後インテルが獲得から撤退し、最終的にローマに期限付きで加入することが決まった。
先日のサン・シーロでのインテル戦でファンからブーイングを浴びたカクについて、インテルのスポーティングディレクターを務めるアウジリオ氏は『Radio Serie A』で今夏の同選手の移籍騒動について語った。
「現在、他クラブにいる選手について話したくはないし、ここ数カ月そのようなことをしてはいない。私は現在や将来について話すことが好きで、ルカクは過去の一部だ。彼はスクデットを勝ち取り、2つのファイナルを戦い、我々に大きなキャピタルゲインをもたらした。何が起きたかって?話したくはない」
「私が言いたいことは誠実さとリスペクトだけだ。物事は進んでいたが、ある段階でそれらの条件が終わりを迎えた。成立しない取引はあるものだが、そこにリスペクトがあれば何も問題はない。その一方で、身を隠したり、他人を経由して返信したりした時、他のことを考えるものだ。私にとって7月8日で終わった話で、後悔なんてない。あの有名なルカクへの電話?すでに決まっていたものであり、特別なものではなかった。しばらくの間ロメルと連絡が取れなかった後、彼に私の思いを伝えただけだ」
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