FC岐阜は8日、元日本代表FW田中順也が2023シーズン限りで現役を引退することを発表した。
2023シーズン中に36歳となった田中は、2009年に柏レイソルでプロデビュー。強烈な左足を武器に、2011年にはJ1リーグ13得点を記録して昇格初年度の優勝という偉業の立役者となった。その後、2012年には天皇杯、2013年にはリーグカップ制覇に貢献している。
そして、2014年夏から2016年2月にかけてはスポルティングCPでプレーし、2014-15シーズンにはリーグ戦17試合5得点をマーク。それから2016シーズンの柏復帰、2017シーズンから2021シーズンにかけてのヴィッセル神戸を経て、2022年より岐阜に完全移籍加入した。2023シーズンはここまでJ3リーグ23試合3得点を記録している。
A代表としても4キャップを刻んでいる田中は、クラブ公式サイトを通じて「TJ、今年で引退します!!プロ生活14年間、全力で走り抜きました!自分でも驚くほど最高に華やかで、最高に輝いたサッカー人生でした!」と報告。続けて感謝を伝えた。
「素晴らしい仲間に恵まれて、沢山の思い出に残るゴールと沢山のタイトルを獲得させていただきました!本当にありがとうございました!高島平SC、三菱養和SC、順天堂大学蹴球部、柏レイソル、スポルティングCP、ヴィッセル神戸、FC岐阜。全てのクラブの関係者・スタッフ、指導者の皆様、本当にありがとうございました!サポーターの皆さんにつけてもらったTJという愛称。沢山の方々から呼んでもらえること、本当に幸せでした!めちゃくちゃ気に入っています!いつもいつも本気で応援してくれて、後押ししてくれて、本当にありがとうございました!」
そして、今季残り試合に向けて意気込んだ。
「残り4試合。観に来ていただけるサポーター、知り合いの方々は全員集合でお願いします!レイソルのサポーターもヴィッセルのサポーターも是非観に来てください!1点でも多くゴールできるように最善を尽くします!応援よろしくお願いします!」
通算では、田中は2023シーズン途中時点でJ1リーグ228試合51得点、J2リーグ24試合6得点、J3リーグ47試合6得点、リーグカップ35試合13得点、天皇杯28試合11得点、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)18試合6得点、クラブワールドカップ(CWC)4試合1得点の成績を残した。
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