指揮官交代を決断したナポリだが、ワルテル・マッツァーリ新監督は第一候補ではなかったのかもしれない。
昨季ルチアーノ・スパレッティ元監督が指揮し、33年ぶりのセリエA制覇を達成したナポリ。しかしシーズン終了後に同指揮官が退任すると、後任にリュディ・ガルシア監督が就任した。
ガルシア監督の下で再スタートを切ったナポリだったが、ピッチ外の問題に加え、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が戦術に不満を抱えていることなどネガティブな報道が相次ぐことに。そして12日のホームでのエンポリ戦に敗れた(0-1)後、ガルシア監督の解任を決断。後任には、2009年~2013年まで指揮したマッツァーリ監督が復帰している。
2011-12シーズンには過去20年で初タイトルとなるコッパ・イタリア制覇を達成するなど、成功をもたらした指揮官が10年ぶりに復帰する形となったナポリ。しかし、会長の第一候補ではなかったようだ。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、デ・ラウレンティス会長は当初、ガルシア監督の後任としては、昨季までマルセイユを指揮したイゴール・トゥドール氏1人を考えていたという。しかし、同指揮官は来季までの仕事を保証すること希望し、1年半の契約を希望。会長はこの契約を提出することはなく、交渉は決裂したようだ。
そしてトゥドール氏との交渉終了後、デ・ラウレンティス会長はクラブとその環境をよく知る人物であれば適応は最小限で済むと考え、マッツァーリ監督の招聘に至ったようだ。
ナポリはインターナショナルウィーク明けの25日、敵地でアタランタと対戦。そして29日には、チャンピオンズリーグでレアル・マドリードと激突する。
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