フランス代表がジブラルタル代表に14-0の歴史的大勝を収めた。
日本時間19日に行われたEURO2024予選グループB第9節でフランスはホームでジブラルタルと対戦した。フランスは主将キリアン・エンバペやアントワーヌ・グリーズマン、キングスレイ・コマンら主力が順当に先発に名を連ね、初招集の17歳ウォーレン・ザイール=エメリもスタートからピッチに立ち、戦後の同国最年少出場記録を打ち立てた。
フランスは開始早々に試合を動かし、3分にイーサン・サントスのオウンゴールで先制して、その直後にマルクス・テュラムが追加点をマークする。リードを広げても攻勢を続けるフランスは、16分にザイール=エメリに代表初ゴールが生まれて早くも3点のリードを奪った。
18分にはジブラルタルDFサントスがザイール=エメリに危険なタックルをして一発退場となり、フランスは数的有利に。30分にはPKをエンバペが沈め、その4分後にはジョナタン・クラウス、36分にコマン、37分にユスフ・フォファナと立て続けにゴールを奪って、前半だけで7点のリードを奪うことに成功した。
攻勢を緩めないフランスは、63分にアドリアン・ラビオが後半チーム最初の得点をマーク。その2分後にコマンがこの試合2ゴール目、73分にはウスマン・デンベレがネットを揺らして10-0に。その後、74分と82分にエンバペが2ゴールをマークしてハットトリックを達成し、試合終盤にオリヴィエ・ジルーが2ゴールを奪った。
枠内20本を含むシュート39本を放ち、14ゴールをマークしたフランスは、約70分間を10人で戦ったジブラルタルにシュートを1本も打たせずに14-0で勝利した。
なお、データサイト『Opta』によると、フランス代表にとって1試合で10ゴール以上を奪ったのはこれが初めて。さらに、ディディエ・デシャン監督率いるレ・ブルーは、EURO予選とワールドカップ欧州予選で14ゴールを以上をマークした史上初のチームになった。
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