ナポリに所属するポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキが狭心症と診断された。
現地時間19日、ポーランドサッカー協会は声明で「ピオトル・ジエリンスキは病気のためポーランド代表チームのトレーニングキャンプから離れた。ポーランド代表のチームドクターは選手が狭心症であると診断した。緊急治療を行ったものの、選手の状態はトレーニングと火曜日の試合に参加できるのに十分なほど改善しなかった。そのため、ピオトル・ジエリンスキはクラブに戻った」と発表した。
昨シーズンにナポリにとって33年ぶりとなるセリエA優勝に貢献したジエリンスキは11月のインターナショナルブレイクでポーランド代表に招集。1-1で終わったEURO2024予選チェコ代表戦では出番がなく、90分間にわたってベンチに座っており、日本時間22日のラトビア代表との国際親善試合も欠場することになった。
今後、ジエリンスキはナポリで精密検査と治療を受けると予想されることから当面の離脱は免れない。公式戦16試合で3ゴール3アシストを記録する同選手の離脱は、先日にルディ・ガルシア監督の後任として就任したワルテル・マッツァーリ監督にとって大きな痛手と言えそうだ。
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