元イタリア代表FWファビオ・クアリャレッラが40歳での現役引退を発表した。
今夏のサンプドリア退団以降、無所属の続くクアリャレッラは『スカイスポーツ・イタリア』で「プレーすることを止めざるを得ない。今、フリーエージェントだけど、フィジカルコンディションはピッチに戻るのに受け入れらるものでは到底ない。今はどの道を進めるのかを理解するための時間だ」と語った。
トリノのユースチーム出身のクアリャレッラは、2000年の17歳のときにファーストチームデビューを果たす。その後、ウディネーゼやアスコリ、サンプドリア、ナポリ、ユヴェントスを渡り歩き、セリエA通算556試合182ゴールを記録して、ユヴェントス時代には3度のセリエA制覇を成し遂げた。
2014年には古巣のトリノに復帰し、その2年後からサンプドリアでプレー。2018-19シーズンには36歳でセリエA得点王に輝いた同選手は、日本代表DF吉田麻也ともプレーしたりと、7年半にわたって在籍した。しかし、昨シーズン終了後に契約満了に伴いクラブから退団した。
また、クアリャレッラは2007年にイタリア代表デビューを飾ると、29キャップ8アシストを記録。タイトルにこそ恵まれなかったものの、2019年3月には36歳でゴールを挙げて同国代表の最年長得点記録を打ち立てた。
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