ブラジルサッカー連盟(CBF)は、レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督の引き抜きに強気な姿勢を示しているようだ。『The Athletic』が報じた。
レアル・マドリードとの現行契約が2024年夏までとなっているアンチェロッティ監督。世界トップクラスの名将の去就を巡っては、カタール・ワールドカップ(W杯)後からブラジル代表への招へいに向けてCBFが関心を公にしている。
そして、今回の報道によれば、レアル・マドリードとの契約を満了した後にブラジル代表指揮官就任を希望する意思を明確にした書面をアンチェロッティ監督から受け取ったと、CBFが主張しているとのこと。自由交渉が可能となるとされる2024年1月1日からは、圧力をかけるためにも関心をより広くコメントする予定のようだ。
CBFはそれだけでなく、アンチェロッティ監督の2024年夏の就任を確実にさせる法的保証を手にしていると主張しているという。とはいえ、『The Athletic』はそれ自体に法的拘束力があるとするのは誤りであり、フロレンティーノ・ペレス会長の打診次第でレアル・マドリードに残る可能性もあると伝えている。
レアル・マドリード側としても、複数の負傷者を出し、大きなプレッシャーを受けても大崩れすることのないアンチェロッティ監督を、これまで同様に評価しているという。後任の選定に入っているとの報道も飛び交っているが、結局のところは2023-24シーズンの成績次第で動向に変化がありそうだ。
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