横浜FCは3日、明治安田生命J2リーグ降格を受けての声明を発した。
J1リーグ最終節が3日に行われ、横浜FCは鹿島アントラーズに1-2で敗戦。17位・柏レイソルとの勝ち点差が「4」に開き、最下位でのJ2降格が決定した。
2021シーズンのJ1リーグを20位で終えてJ2降格を喫したところから、2022シーズンのJ2リーグを2位で終えて昇格を果たした横浜FC。しかし、2023シーズンは残留を果たすことができずに再びJ2降格を喫する結果となり、クラブ公式サイトに以下のような声明を掲載した。
「昨シーズン、皆様と共に苦しい戦いの中でJ1昇格を果たしたにもかかわらず、1年でのJ2降格という結果となりました。J1残留を果たせなかったことで、ファン・サポーター、パートナー企業、行政の皆様をはじめとする、クラブを支えていただいているすべての方々のご期待に応えられなかったことを非常に重く受け止め、責任を感じております」
この声明は代表取締役社長COOを務める片原大示郎氏の名義のものとなっており、一方で現場の奮闘は称えている。
「ただ、そうしたシーズンの中でも選手、チームスタッフ、強化スタッフ、事業スタッフは懸命に力を尽くしてくれました。個々の力をひとつの方向にまとめ上げ、結果を示すことができなかったことへの自責の念にかられています。誠に申し訳ございません」
2023シーズンの結果について謝罪した横浜FC。今後に向けては、1年でのJ1復帰を目標に掲げた。
「来季のJ2リーグも非常に厳しい戦いになることが予想されます。しかし、横浜FCはJ1の舞台で戦うべきチームであると確信しています。この悔しさを選手、チームスタッフ、強化スタッフ、事業スタッフは誰ひとりとして決して忘れることなく1年後に必ずJ1リーグに戻り、J1に定着できるクラブとなるために今日から戦いの準備をして参ります。引き続き皆様からのご支援・ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます」
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