ユヴェントスのフランス代表MFポール・ポグバに対してイタリアのアンチドーピング検察局が4年間の出場禁止処分を要請した。
ユヴェントスで2シーズン目を迎えたポグバは、ベンチ入りしたセリエA開幕節ウディネーゼ戦後にドーピング検査を受ける。しかし、9月に検査結果が陽性だったことが判明し、尿検査から高値の非内因性テストステロンが検出されたと伝えられていた。その後、イタリアのアンチドーピング裁決機関から暫定的な処分を科された同選手はBサンプルに対する検査を受けたが、同様に陽性だった。
そして、ポグバのドーピング違反に関する手続きを完了させたアンチドーピング検察局は、現地時間7日に4年間の活動禁止処分を要請。現段階で、選手側は処分の軽減を目指した答弁取引を行ってはおらず、検察局が求めるように4年間の処分が科される可能性が高まっている。
なお、仮に4年間の活動禁止処分が確定すれば、ユヴェントスは昨夏に結んだ2026年までの現行契約の解除に動くと予想されており、現在30歳の同選手のキャリアに大きな影響を与えることは間違いなさそうだ。
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