ファジアーノ岡山は17日、MF竹内涼が清水エスパルスから完全移籍加入することを発表した。
竹内は浜松開誠館高等学校卒業後の2009年に清水でプロキャリアをスタート。2012年にはギラヴァンツ北九州への期限付き移籍を経験したものの、翌2013年に清水に復帰して頭角を現すと、長らく主力としてチームを支えた。
2023シーズンは負傷の影響もあったが、明治安田生命J2リーグ3試合、天皇杯1試合に出場。通算ではJ1リーグ207試合、J2リーグ63試合、リーグカップ28試合、天皇杯21試合と豊富な経験を備えている。
岡山への完全移籍に際し、竹内は以下のように挨拶した。
「ファジアーノ岡山のファン・サポーターの皆さま、初めまして、竹内涼です。まず、熱いオファーをいただいたこと、本当に感謝します。ファジアーノ岡山に関わる全ての方のためにプレーするとともに、これまでクラブを作りあげ戦ってきた方達の想いも繋いでいけるよう頑張ります。全員で昇格しましょう。よろしくお願いします」
一方、清水へは感謝を綴っている。
「今シーズンをもって清水を離れることになりました。このクラブ、この街に来て、家族みたいな存在と言える皆さんに出会えて本当に良かったです。この先もエスパルスで育った選手、静岡清水で育った選手として、サッカー選手としても一人の人間としても恥ずかしくないように過ごしていきたいと思います。この先エスパルスで育つ選手にもそうであって欲しいと思います。皆さんに感謝を伝えたいです。選手、スタッフ、フロント、いつも昼食を作ってくれる方々、洗濯をしてくれる方々、グランドを最高の状態にしてくれている方々、アイスタで試合が行われる際に運営に携わっている方々、本当に色んな方のおかげでエスパルスが成り立っているし、エスパルスがエスパルスでいられると思っています。そういう支えがなければ僕もここまでやってこられなかったと思うので、感謝してもしきれません。いつか少しでも恩返しできるように、またエスパルスに必要だと思ってもらえるような人間に成長していければいいなと思っています。長い間でしたけど、皆さんと喜びや悲しみをわかちあえて本当に良かったです。また会いましょう。ありがとうございました」
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