元フランス代表ティエリ・アンリ氏は、リオネル・メッシに対するパリ・サンジェルマン(PSG)ファンのブーイングについて語った。
先日サウジアラビアへの無断渡航が原因により、2週間の活動停止処分を科されたメッシ。その後謝罪動画を投稿し、処分が軽減となり、13日のアジャクシオ戦には先発で出場していた。5-0の大勝に貢献していたが、一部ファンからはブーイングを浴びている。
処分が明らかになった際には、PSG本部に集まったウルトラスの一部に退団を要求されるなど、ファンとの関係が悪化するメッシ。バルセロナ時代にはチームメイトでもあったアンリ氏は、サポーターとクラブの間で溝が広がっていると指摘した。『Amazon Prime Video』で語っている。
「誰もルールを破ってはいけない。トレーニングの欠席は、誰にだって起こり得ることだ。当然ながら罰を受ける。だが、それは問題じゃない」
「本当の問題は、サポーターとカタール資本となって以降のクラブとの亀裂だ。時にはメッシが、時にはネイマールがターゲットになり、(キリアン)エンバペの時だってあった。私が思うに、メッシが問題なのではない。彼と一緒にプレーしたことがあるが、問題になったことなんて一度もなく、常に解決策を示してくれた。アルゼンチン代表でもそうだったのは、去年に改めて確認できただろう。この2カ月で衰えたなんてありえない」
「だが私がいつも言うのは、『ルールとは何か?』ということだ。誰も声を上げず、何が起きたのか誰も知らされていないんだ」
なお、メッシは契約満了をもって今季限りでPSGを退団することが濃厚とも伝えられている。
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