■ヘント vs メヘレン
リーグ戦20試合を終えて3位と好位置につけるヘント。守備の柱であるDF渡辺剛はアジアカップで離脱したものの、今冬にGKシュミット・ダニエルが加入。16日の国内カップ戦準々決勝で早速デビューを果たした。正守護神が長期離脱となり、第2GKもその一戦で負傷となったため、当面はシュミットがチャンスを得ることになりそうだ。
デビュー戦を落とし、ほろ苦い試合となっただけに、シュミットもここから評価を高めていきたいところ。上位争いするチームの守護神として好パフォーマンスに期待したいところだ。
■ユニオンSG vs シント=トロイデン
今季も強さを見せるユニオンSG。ここまで首位を走っているが、1月には複数の主力選手が離脱。日本代表の町田浩樹はもちろん、19試合に出場するコートジボワール代表MFラザール・アマニ、15試合13ゴールのアルジェリア代表モハメド・アムーラもアフリカ・ネーションズカップでチームを離れており、小さくない影響が予想される。
対するシント=トロイデンはここまで8位。複数の日本人選手を抱えるものの、離脱者はGK鈴木彩艶のみとなっている。アジアカップ行きを逃した橋岡大樹や伊藤涼太郎らの奮起に期待が高まるところだ。
■スタンダール・リエージュ vs コルトレイク
スタンダール・リエージュはここまで9位。チーム最多タイの得点数を誇る、MF川辺駿がアジアカップのメンバーから漏れたのはチームにとっては朗報のはずだ。また、1月のテストマッチではドルトムントと3-3のドロー、スイスのルツェルンには勝利しており、状態は決して悪くない。苦戦するチームを相手にリーグ戦6試合ぶりの勝利を狙う。
一方のコルトレイクは現在最下位で、2023年末は5連敗で年を越すなど状況は厳しい。名古屋グランパスから期限付き移籍で加わったDF藤井陽也がどれだけチャンスを得ることができるかが注目だ。大型CBでカバーリングや状況判断にも秀でる日本代表DFは、リーグワーストの守備力を改善できるだろうか。
ベルギーリーグ第21節 ※日本時間
▽1月20日(土)
- 4:45 ヘント vs メヘレン
▽1月21日(日)
- 0:00 ヘンク vs セルクル・ブルッヘ
- 2:15 スタンダール・リエージュ vs コルトレイク
- 4:45 クルブ・ブルッヘ vs ウェステルロー
- 21:30 アントワープ vs シャルルロワ
▽1月22日(月)
- 0:00 ユニオンSG vs シント=トロイデン
- 2:30 ルーヴェン vs アンデルレヒト
- 4:45 モレンベーク vs オイペン
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