今夏、リヴァプールとトッテナムがボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉の獲得に動くかもしれない。
1月17日、ドイツメディア『スカイスポーツ』は「クロップとスパーズがボルシアMGのスター選手をめぐって争う」と報道。プレミアリーグを代表する2クラブが板倉への関心を強めていることについて言及した。
『スカイスポーツ』は「情報筋によると、イタクラとボルシアMGには、今夏の契約解除条項(1000万ユーロ〔約16億円〕から1500万ユーロ〔約24億円〕)が盛り込まれているという」と伝え、リヴァプールとトッテナムが比較的安価で板倉を獲得できる要件がそろっていることを示唆した。
同メディアは、ユルゲン・クロップ監督とアンジェ・ポステコグルー監督という日本人選手を高く評価している指揮官が2クラブを率いていることも、板倉のプレミア行きを後押しする可能性がある点を指摘。「今夏には(板倉の)次なるステップへの挑戦が可能となる」と分析した。
現在26歳の板倉は、2019年にマンチェスター・シティへと完全移籍。当時はA代表歴が無かったことでイングランドでの労働許可証が取得できず、フローニンゲン(オランダ)に期限付き移籍した。オランダで評価を高めると、2021年には2. ブンデスリーガ(ドイツ2部リーグ)に身を置くシャルケに期限付き移籍で加入した。
板倉はシャルケでもレギュラーとして活躍。2021-2022シーズンには2部リーグ優勝と1部リーグ昇格に大きく貢献し、2022年に強豪・ボルシアMGへの完全移籍を勝ち取った。そのボルシアMGでも主力センターバックとして活躍しており、これまで公式戦通算33試合出場2ゴール2アシストを記録。今季は足首の負傷もあって出場機会が限定されているが、背番号『3』がボルシアMGの最終ラインに欠かせないピースであることに変わりはない。
現在、プレミアリーグではDF冨安健洋(アーセナル)やMF遠藤航(リヴァプール)、MF三笘薫(ブライトン)といった日本代表の同僚たちがプレーしている。仮にリヴァプールに移籍すれば遠藤とともにプレーすることになり、トッテナムに移籍すれば日本人選手の“理解者”ポステコグルー監督や、韓国代表エースのFWソン・フンミンと共闘することになる。
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