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鎌田大地は5戦連続ベンチ、ライバルは伊紙から酷評のラツィオの敗戦を伊解説陣が分析!アタランタで輝いた元ミランの補強の目玉にも見解! | セリエA

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鎌田大地は5戦連続ベンチ、ライバルは伊紙から酷評のラツィオの敗戦を伊解説陣が分析!アタランタで輝いた元ミランの補強の目玉にも見解! | セリエAGetty
【欧州・海外サッカーニュース】MF鎌田大地が所属するラツィオは、セリエA第23節においてアタランタに敵地で1-3と敗れたが、『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣がマウリツィオ・サッリ監督のチームを分析したほか、ドッピエッタ(1試合2得点)の活躍を見せたFWシャルレ・デ・ケーテラーレに賛辞を贈った。

7位ラツィオは日本時間5日、4位アタランタとの上位争いの直接対決に臨んだが、元ミランFWシャルレ・デ・ケーテラーレにPKを含むドッピエッタ(1試合2得点)を許すなどして、1-3と敵地で敗れた。

リーグ戦2試合連続で未勝利となり、9位へと後退したマウリツィオ・サッリのチームについて、『ダゾーン・イタリア』で解説陣を務めるOBのヴァロン・ベーラミ氏が見解を示した。

「今日のアタランタは、攻守両面で最強バージョンだった。あらゆるデュエルに勝利していた。一方のラツィオは苦戦し、いつものようなゲーム運びができなかったように思う。だが、代替オプションも見つけることができなかった。このため80分間にわたって苦しみ、その後、1つのエピソードのおかげで(PKで1点を返して)反発することができたが、これでは物足りな過ぎる」

確かにラツィオのシュート7本に対し、アタランタは19本と大きく上回り、直接対決で圧倒的な差を見せつけた。インテルOBのボルハ・バレロ氏がガスペリーニのチームとサッリのチームを分析した。

「アタランタは、何年も前からファンが素晴らしい雰囲気を作り出していて、チームはUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)のピッチへ復帰することを望み、全力を尽くしている。開始から非常にうまい試合をしていた。それがスタッツにも表れている」

「ラツィオがこの試合に臨むまでの過程はポジティブであったように思う。試合前から攻撃面に関して、いくつか足りないものは見えていたが、難敵であるアタランタとの一戦は切り離して見るべきだ。すぐに次戦から反発心を見せることができれば、心配するような結果ではないだろう」

2024-01-10-lazio-daichi-kamada(C)Getty images

鎌田のライバルたちの評価は?

MF鎌田大地は、先月7日のウディネーゼ戦の出場を最後に、アタランタ戦で公式戦5試合連続となる出番なしとなった。ラツィオの中盤でインサイドハーフのポジションを競うライバルたちの現地での評価は、どうだったのだろうか。

イタリア紙『Corriere dello Sport』は、IHで出場した全員に対し、不合格の烙印を押している。右IHで先発したマテオ・ゲンドゥージは「5」と採点。「いくつか積極的なプレーを見せたが、クオリティが伴っていないことが多かった」と述べ、プレーの質に注文をつけた。

また、左IHで先発した不動の10番ルイス・アルベルトには「4.5」をつけて酷評した。「エデルソンと(マルテン)デ・ローンに食われ、消化された。アタランタが生み出したリズムに押し殺されていた」と綴った。69分からスペイン人MFに代わって途中出場したマティアス・ベシーノについては、合格ラインにやや満たない「5.5」と採点。「中盤に少しだけ中身を加えた」との見解を示した。

なお、大手メディアの『Sky Sport』は、ゲンドゥージが「5.5」、ルイス・アルベルトが「5」、ベシーノ「5」といずれも落第点をつけた一方、『Mediaset』は、ゲンドゥージとベシーノに及第点の「6」、ルイス・アルベルトに「5.5」をつけ、評価は分かれた。

アタランタのすごさ…目覚めたCDK

昨シーズンにミランの補強の目玉として注目を集めた22歳のデ・ケーテラーレ。しかし総額3500万ユーロ(約56億円)を投じて獲得したベルギー代表の逸材は、ミラノで無得点のままシーズンを終え、本来の才能を輝かせることができなかった。補強を手掛けたレジェンドのパオロ・マルディーニ氏がチームを去った昨夏、再起をかけて期限付き移籍を決断。移籍先に育成に定評のあるアタランタを選んだ。

そんな元ミランの逸材は、ラツィオを相手に2得点を奪い、今シーズンの公式戦で9得点目をマークした。ここまで7アシストも記録し、才能を開花させつつあるデ・ケーテラーレに、バレロ氏が見解を示した。

「ミランが昨シーズンにあのような投資をした時、このデ・ケーテラーレを想像していたはずだ。間違いなく、このクオリティを見出していたのだろう。サンシーロにいた時の彼の姿は異なるものだったが、アタランタで本来の自分自身を取り戻すことができた。彼は静かな環境や自分自身が主役であると感じられる場所を必要としていたのだろう。現在は、素晴らしい結果を残している」

2023-02-26-milan-charles-de-ketelaere(C)Getty images

『ダゾーン・イタリア』の解説陣は、「Sunday Night Square」の番組内でも、アタランタFWの復活の背景を分析。まずはステファノ・ボルギ記者が自身の考えを明かした。

「デ・ケーテラーレは、アタランタへやって来てからフィジカルの厚みが増した。存在感の重みだけでなく、フィジカルの重みも感じられるようになった。だからこそ、試合においてより大きなインパクトを残すことができるのだろう」

元インテル指揮官のアンドレア・ストラマッチョーニ氏も22歳FWの見解を示し、デ・ケーテラーレら数々の才能を開花させることに成功してきたアタランタの功績を称えた。

「彼が活躍している背景には、サンシーロとの環境の違いやフィジカルの強化だけでなく、彼のクオリティを解き放ちやすいポジションで起用されていることもあるだろう。しかしアタランタは、ピッチ外でもものすごい仕事をしているね」

「経営陣は新たなサイクルを作り出し、これまでの仕事をどんどん財産に変えている。エデルソンや(トゥーン)コープマイネルス、(アデモラ)ルックマンら所属するあらゆる選手がクラブの価値であり、再売却できる宝だ。そして現在、デ・ケーテラーレや(ジャンルカ)スカマッカも新たな財産になった」

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