前節でアタランタに1-3と敗れ、9位へと後退したラツィオ。マウリツィオ・サッリが起用した中盤のレギュラー陣が精彩を欠く中、MF鎌田大地は5戦連続で出場機会が訪れず、地元ローマのラジオ番組に出演したマウロ・マッツァ氏からは「「日本人選手をもう少し多くの試合で見たい。なぜカマダを何らかの形で試してみないのか?」などと“鎌田待望論”も飛び出した。
なぜサッリ監督は鎌田を起用した?
そんな中、ラツィオは10日のセリエA第24節で降格圏のカリアリと対戦。鎌田は再びベンチスタートとなったが、チームが3-1とリードしていた78分、ダニーロ・カタルディに代わってピッチに登場し、公式戦6試合ぶりの出場を果たした。
約17分間のプレーで攻撃の組み立てに加わり、84分にゴール左ポストを叩く惜しいシュートを放ったほか、守備面でも貢献を見せた鎌田。指揮官のサッリは、試合後の記者会見で元フランクフルトMFのパフォーマンスを称えたほか、中盤で先発したマテオ・ゲンドゥージ、62分から途中出場したマティアス・ベシーノと共に起用する決断を下した理由を明かした。
「カマダは良かったよ。非常に上手く試合に入れていた。あの時は、相手が猛攻を仕掛けてくることを予想し、フィジカル面を強化するためにルイス(アルベルト)を外した。だがそうしたところ、パスの面で何かを失ったことに気づいた。そこでカマダを試してみた。彼はすぐさま、修正してくれたよ」
鎌田の現地での評価は?
前半限りで途中交代となった先月7日のウディネーゼ戦以来、公式戦6試合ぶりに出場した鎌田。現地メディアは、元フランクフルトMFのパフォーマンスをどのようにを評価したのだろうか。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は、鎌田のパフォーマンスを及第点の「6」と採点。寸評には「うまく試合に入った。ポスト外側を叩くシュートがあったほか、脅威となる攻撃を2回演出した」と主に攻撃面を称えた。
『Corriere dello Sport』もまた、鎌田のパフォーマンスに「6」と合格点を与えている。「日本人選手にシグナルが見えた。決意と闘志をもって試合に入り、良いプレーを見せ、ゴールポストを叩いた」と好印象を残したことを綴った。このほか、大手メディア『Sky Sport』も同様に「6」と採点した。
ハイライト
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