首位インテルを14ポイント差で追走する2位のミラン。日本時間31日、セリエA第30節で敵地フィレンツェに乗り込むと、エースFWラファエウ・レオンが1ゴール1アシストを記録する活躍を見せ、フィオレンティーナを2-1と下してリーグ戦4連勝を飾った。
ミラン指揮官ステファノ・ピオリは試合終了後、『ダゾーン』のインタビューでチームに満足感を示した。スクデット争いでは、ライバルのインテルが独走を続けるが、ピオリは現在のミランの強さを強調している。
「直近の2、3カ月で重要な結果を残している。われわれとインテルの間に14ポイントの実力差があるとは思わない。このポイント差は多すぎる。2チームの違いは、昨年11月から12月にかけて生まれたものだ」
「インテルは12ポイントを獲得した一方、われわれはホームでウディネーゼやユヴェントスに敗れたほか、ナポリやレッチェでは追いつかれた。それに今シーズン開幕時は、多くの新選手がいて適応の必要があった。しかし現在のミランは別物だ」
今月末には、そのインテルとの直接対決も控える。主将のダヴィデ・カラブリアは「ミラノダービーでインテルのスクデットは決まらない」とライバルのタイトル獲得阻止に意気込みを示したが、ピオリは、目の前の一戦へ集中するべきであると主張した。
「ダービーは特別な一戦であり、重要な結果を出すために全力を尽くしたい。だがいま、ダービーについて考えるべきではない。その前にレッチェ、ローマ、サッスオーロ、さらにもう一度、ローマとの対戦がある」
さらにミラン指揮官は、10番を背負うラファエウ・レオンに賛辞を贈った。ピオリは、ミランで5年目のシーズンを送る24歳のポルトガル代表FWがまもなくカンピオーネ(王者)へと進化を遂げると考えている。
「彼はチームを引っ張ることができる。われわれはこれまで彼のことを支えてきたが、彼があのレベルのカンピオーネ(王者)へと変貌するまで、本当にあと少しだ。私はずっと彼が王者になれると信じてきた」
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「DFにとって彼を抑え込むのは難しい。ラファ次第なんだ。トッププレーヤーとなるための最後の1段を上ろうとしている。以前よりもチームと連携し、練習への取り組みもよくなり、幸せそうに明るく過ごしている。それに彼には、誰もが持っていないテクニックとフィジカルがある」
最後にパルマ出身の指揮官は、来シーズン以降の自身の去就について言及した。
「2年前にスクデットを獲得し、みんなが常に優勝を期待している。ミランはトップクラブであり、私はここで最高に幸せだ。全員ともうまくいっている。だがすべては今後、何が起きるか次第だ。クラブがシーズン終了後に判断を下すことになる。ただ、われわれはイタリア国内だけでなく、ヨーロッパの舞台においても優勝したい。このチームにはどんな相手でも困難に陥れることができるクオリティがある」
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